本記事では、Ubuntu Server をインストールした Raspberry Pi に固定IPアドレスを設定する方法を解説します。
■ なぜ固定IPが必要か
サーバー用途ではIPアドレスが変わると接続できなくなるため、固定IPの設定が必須です。
例:
・SSH接続できなくなる
・メールサーバーが不安定になる
・VPN接続できなくなる
■ Netplanとは
Ubuntu Serverではネットワーク設定は Netplan で管理されています。
設定ファイルは以下にあります:
/etc/netplan/
■ 現在のネットワーク確認
まず現在のIPアドレスやインターフェース名を確認します。
ip a
ip route
👉 通常は eth0 または enp1s0 などになります
■ 設定ファイルの確認
環境によってファイル名が異なります。
ls /etc/netplan/
例:
- 50-cloud-init.yaml
- 00-installer-config.yaml
IPアドレスを固定割当に変更
インストーラーのデフォルト設定は無効化※ファイル名は環境に合わせて変更してください
sudo mv /etc/netplan/50-cloud-init.yaml /etc/netplan/50-cloud-init.yaml.org
設定ファイルの新規作成
sudo vi /etc/netplan/01-netcfg.yaml
network:
version: 2
renderer: networkd
ethernets:
eth0:
dhcp4: false
addresses:
- 192.168.1.100/24
routes:
- to: 0.0.0.0/0
via: 192.168.1.1
nameservers:
addresses: [8.8.8.8,8.8.4.4]
■ 注意(重要)
・インターフェース名(eth0)は環境に合わせる
・IPアドレスは自宅ネットワークに合わせる
sudo chmod 600 /etc/netplan/01-netcfg.yaml
sudo netplan apply
反映されているか確認
ip a
■ YAMLの注意点(超重要)
YAMLはインデント(スペース)が厳密です。
❌ タブ禁止
❌ スペースズレ
👉 1文字でもズレると動きません
■ よくあるトラブル
・ネットが繋がらなくなった
→ gateway / DNS設定ミス
・SSHできなくなった
→ IP変更に気づいていない
・netplan applyでエラー
→ YAMLのインデントミス
■ 別の方法(参考)
ルーター側でDHCP予約を設定する方法もあります。
サーバー用途ではOS側で固定IPを設定する方法を採用しています。
■ 注意
設定を間違えるとネットワークに接続できなくなるため、
SSH接続中の場合は特に注意してください。

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