Raspberry Pi(Ubuntu Server)ファイアウォール設定|UFWで安全に公開

raspberry pi 5 ubuntu 24.04lts

本記事では、Ubuntu Server(Raspberry Pi)でUFW(Uncomplicated Firewall)を使用し、安全にサーバーを公開する方法を解説します。


■ ファイアウォールとは

ファイアウォールは、外部からの通信を制御し、不正アクセスを防ぐための仕組みです。


■ なぜ必要か(重要)

サーバーをインターネットに公開すると、以下の攻撃が常に発生します:

・ポートスキャン
・SSHブルートフォース攻撃
・メールサーバーへの不正接続

👉 ファイアウォール未設定は非常に危険です


■ 注意(最重要)

設定を誤るとSSH接続できなくなります。

必ず以下を守ってください:

・SSH許可してから有効化
・別セッションを開いた状態で作業


■ インストール

sudo apt update
sudo apt install ufw -y

■ 初期設定(重要)

● デフォルトポリシー

sudo ufw default deny incoming
sudo ufw default allow outgoing

■ SSH許可(必須)

sudo ufw allow OpenSSH

👉 これをやらずに有効化するとログイン不能になります


■ 有効化

sudo ufw enable

■ 状態確認

sudo ufw status verbose

■ 基本ポート開放(サーバー用途)

● Webサーバー

sudo ufw allow 80/tcp
sudo ufw allow 443/tcp

● メールサーバー(重要)

sudo ufw allow 25/tcp
sudo ufw allow 587/tcp
sudo ufw allow 465/tcp
sudo ufw allow 143/tcp
sudo ufw allow 993/tcp

● VPN(例:WireGuard)

sudo ufw allow 51820/udp

■ ポート確認

sudo ss -tulnp

👉 開いているポートを確認


■ 不要ポート削除

sudo ufw delete allow 80/tcp

■ 特定IPのみ許可(重要)

sudo ufw allow from 192.168.1.100 to any port 22

👉 管理用アクセス制限


■ ログ確認

sudo ufw status numbered

■ よくあるトラブル

● SSHできなくなった

→ SSH許可前にufw enableした

● メール送受信できない

→ ポート未開放

● 設定が効かない

→ ルーター側でブロックされている


■ fail2banとの連携

fail2banと併用することで:

・不正アクセス → 自動BAN
・ファイアウォール → 通信遮断

👉 二重防御になります


■ 本環境の構成

・UFW + fail2ban併用
・メールサーバー公開
・VPN運用


■ 次の記事

次はメールサーバー構築を行います。

👉 postfix / dovecot 設定へ

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